エアバッグ警告灯
エアバッグ警告灯の点灯した車両を整備しました('ω')
結果的には特に難しい作業でもないのですが、特殊工具が必要なケースもありますし、同業の整備士さんからも点検方法について相談を受けるので自分なりの断線箇所の特定方法を紹介しようと思います('ω')
故障個所の特定
警告灯が点灯している場合はコンピューター内に故障個所が記憶されています('ω')
診断機を用いて確認すると『スクイブ断線』でした、まぁ案の定な内容ですが、メーカーごとに部品の名称が違ったりしますよね。
スパイラルケーブルと呼ぶ場合もあります('ω')ノ
エアバッグ装着車をスポーツステアリングに交換した事のある人はキャンセラーとかを使用して警告灯を消したことがあるのでは?と思います。
自分の場合は4.3Ωとか4.7Ωの抵抗器を使用して断線箇所を特定しますが、絶対にやってはいけないことをはサーキットテスターを用いた『導通』の点検です。
導通を確認することで断線の有無はわかりますが、サーキットテスターが電流を流して測定しているため爆発します。
これ、本当に注意です。
また作業する場合はバッテリーを外してやるのは基本ですが、必ず5分~10分ほど放置して、放電させてから作業しましょう。
エアバッグは誤作動を防ぐためコネクターは特殊な構造の黄色いショートカプラを使用しています。
コネクターを外すと自動的に回路がショートする構造で、電位差を無くしているんですね('ω')
ちなみにオレンジ色のコネクタが付いている箇所がエアバッグのインフレーターとなり実際に爆発する箇所です。
結構いい感じに爆発するので、気を付けましょう( ;∀;)
爆発した場合はエアバッグECUも交換になるので高くつきます(;・∀・)
ザックリこんな感じの構造になってます(^^♪
ヤバそうな黄色いコネクターがワクワクしますね。
とりあえず、スクイブ断線、つまり『スパイラルケーブルが断線してるよ~』という事なので、赤い丸部分を切り離します。
赤い四角部分は断線しているスパイラルケーブル側なので放置。
丸い部分を切り離したら、4.3Ωとか4.7Ωとかの抵抗器を挿します。
差し込んだ状態でバッテリーを接続し、診断機でエラーを消去。
それで再度、警告灯が点灯しないか確認。
点灯しなければスパイラルケーブルの断線で確定ですが、点灯した場合はもっとエアバッグECU側で断線している可能性があります。
こういう回路の切り分けを行った診断って結構大事だったりするので、覚えておくと便利ですよ~('ω')
っという一般的には面白味の無い話でした( ;∀;)
ちなみに今回の交換部品はこちらです。
まぁ、、、偉そうに語るほどの難しい内容ではないですね(;´・ω・)
ネタがなかったので、すいませんm(_ _)m