コンピュータ(OBD)点検
現代の車は多くのセンサーが搭載され、それをコンピュータが監視し、アクチュエータにより細かく制御されています。
センサーに不具合が生じたりコンピュータが異常だったり、アクチュエータが正常な駆動をしていなかったり、故障の原因は様々ですが、多くの場合は車のメーターに警告灯として点灯及び点滅でドライバーに知らせる仕組みとなっています。
専用の診断機をコンピュータに接続し、車輌情報から故障箇所の特定やデータから故障箇所の絞込みを行ったり、2021年10月より施工された『12ヶ月毎のOBD点検』も、もちろん可能です。
診断機ってどんなの??
コンピューターの診断に使用するスキャンツールには様々なメーカーから金額に応じて各種類のモデルが出ております。
保有しているスキャンツールの一部をご紹介いたします。
最新鋭のモデルで故障の読み込みや車両の設定変更、データの書き込みまで行えるハイエンドモデルがG-SCAN Z TABになります。タブレット型でブルートゥースによって通信を行い、車両に接続されます。
また、簡易的なモデルはツールプラネット製のTPM-iになります。
こちらも多くの車両に適合しており、故障の診断がスピーディーに行える診断機になります。
データーモニターは一部の車両には適合しますが、どちらかといえばコードリーダー的な側面の強いモデルです。
一昔前の診断機はランチテック製のX-431ダイアガンになります。
CAN通信による制御が始まった頃の診断機で、現在は一線を退いた旧型機ですが、多くのメーカーに適合し、外車の守備範囲も広いモデルでした。
車との通信に診断機の相性も影響するケースがあります。
そういったケースに備えて各モデルを準備しています。