平成22年4月以降のスズキ車で注意して欲しいこと
加速騒音規制について
加速騒音規制って知っていますか??(;・∀・)
平成22年の四月より加速時の騒音を防止する目的で施工されたものですが、手痛い思いをされている方が多いようです。
車検時に『これ』が加速騒音規制という保安基準に適合しているか判断不能で不合格、、、という話をよく耳にします。
というか耳にするようになりました(; ・`д・´)
その『これ』というのが『マフラー』です。
マフラーはそもそも排気ガスが漏れてはダメなんです。
しかし、長く使用するとどうしても錆によって折損や排気漏れで修理したり交換したりと対策が必要になります('ω')
この場合は仕方ないですよね、、、。爆音で市街地を走るわけにもいかないし、納得して頂ける修理だと思いますm(__)m
ですが、排気漏れもない、マフラーも折れていない、爆音でもない。それなのに『マフラーの交換が必要です。』と説明されてしまうと納得いきませんよね(-_-)
多分、自分もユーザーならば納得しかねます、、、。
ですがルールはルールなので、早めに対策してほしいなっと思い書いていこうと思いますm(__)m
これ、マフラーのセンターパイプですが、錆びている箇所に『SUZUKI』と薄く刻印されています。
これが先ほどの『加速騒音規制』に適合しているよ!っという証明のようなモノなんです(;・∀・)
これが見えないと排気漏れはしていなくても平成22年4月以降の車はマフラー交換になります。
ちなみに純正のマフラーでなく社外のマフラーを使用した場合も同様に、適合を証明できる部品でなければなりません。
写真のマフラーはまだ良い部類です。本当に錆が深刻だと確認が不可能ですし、錆びる箇所から排気漏れも発生するので溶接修理をしてしまったらもう交換、、、、となります。
ちなみに地元の部品商さんから仕入れる加速騒音規制に適合した社外マフラーのセンターパイプの価格ですが、現時点で23800円(税別)でした( ;∀;)
正直、バカにならない金額ですよね、、、。
はい、うちの代車のアルトがこういう状態だったのです(=_=)
では、こうならない為の対策を説明しますm(__)m
対策方法
マフラーの刻印を守るための対策、、、となると結局は防錆対策をしっかりすることに尽きます。
海風や融雪剤の影響は計り知れません。その状態でマフラーに熱が加わり鉄は酸化が更に促進されます。これをいかに防ぐかが重要になります。
対策①下回り洗浄
一番シンプルなのは下回り洗浄です。
車検は一般的な乗用車であれば二年毎ですが、うちの会社では基本的に下回りの洗浄を行っています。泥や砂に塩分があって湿っていると錆の原因になるし、整備を行う上でも汚れが酷い場合は重要箇所の確認が容易に行えないからですm(__)m
ですが、車検時だけでは結果として不十分なので車検不適合な状態にになります( ;∀;)
常日頃からガソリンスタンドで洗車を行う際にオプションで下回りの洗浄を行うのがベターかと思います('ω')
対策②耐熱塗装による防錆
熱に強い塗料を使用してマフラーを塗装するという対策になります。
個人でやれる作業ではありますが、下に潜れる方にはDIYでも行える範囲なので有効だと思います。
耐熱塗装スプレー自体はホームセンターでも簡単に入手可能なので、可能な人にはオススメ出来ます!
もちろん点検時や車検時、要望があれば承りますm(__)m
対策③メーカーに対策品に交換してもらう
これを対策と呼んでいいのかわかりませんが、実はスズキでは対策品のマフラーがあります。もちろん純正で。
ただし条件があるようでした。
詳しくはこちらを確認してくださいm(__)m
ワゴンR、アルト、スペーシア、ハスラー、
パレット、MRワゴン、アルト ラパンの
エキゾーストパイプ保証期間延長について
まとめ
加速騒音規制の刻印が錆で消えるのはスズキ車に限った話ではなく、ダイハツも多いようです。もちろん他メーカーで確認ができない状態であれば同じです。
基本的には日頃からのメンテナンスを意識して行うことに尽きると思います(^^♪
決して安いと言える部品ではありませんが、車検に不適合な状態と判断された時点で交換が必要となるので注意したいのと、年式が重要になるので車検証の記載も要チェックですね!
スズキ愛車無料点検キャンペーンが2022年6月からスタートします(^_^)
2022年の6月~2022年の9月末までの4カ月間ですが、マフラーの点検も兼ねて行うようにすることをオススメします(^-^)
対象車種
スズキ四輪車全車 ※ただし下記の車両は対象外となります。
[対象外車種]
対象外:令和3年~令和4年(2021年~2022年)登録・届出の車両