あまり教えたくない小ワザ①

配線の結線方法

車いじりは好きだけど電気系統は苦手だ!というのはよく聞きます。

実際自分も仕事とするまでは苦手でした。

『ACC電源?』『常時電源?』『アース?』みたいな具合で、なんなら『プラス』とか『マイナス』の概念もあったかどうか(;・∀・)

ミニ四駆、ラジコン世代だし、それくらいはあったか、、、('Д')

覚えると無限に楽しい電気工作なのですが、その話はまた別の機会に語るとして、よく論争になるのが配線の接続方法ですね。

主にエレクトロタップを使用するか、ハンダで固定するか。

間違いなくハンダがベストな選択だと思いますが、限られたタームで作業を進めるうえでエレクトロタップも否定はしきれません。

エレクトロタップ

こちらのエレクトロタップは車いじりが好きな人は知ってると思いますが、電源を取得する為に配線に噛ませて取り出すショートパーツです('ω')

メリットは簡単かつ迅速な取り付けができるところ。

ETCの電源やエンジンスターター、ドラレコなんかで使用されていたりします。

最大のデメリットは配線に噛ませる特性上、サイズの合わない配線に使用すると断線や接触不良の原因になる点(;´・ω・)

ETCやドラレコが重要な局面で動かないのは非常に良くないですよね(;´・ω・)

ハンダ

ハンダの接続は間違いない取付方法の一つだと思います(^^♪

強固に接続されるので接触不良の恐れも少なく、重要な部品には使いたい接続方法だと思います。

ただし、狭い箇所や配線の密集している箇所では他の部品や配線にも気遣いながらの使用になり、一本ずつの接続は時間もかかります、使用する人の能力にも左右される場合もありますよね。性質上、酸化しやすいのも特徴です。

スプライスを使用したもう一つの結線

ここで紹介したいのがスプライスを使用した結線方法です。

電気工作や電装作業を行うことが多い人や詳しい人は馴染みのある方法かもしれません(;・∀・)

でも個人的な肌感覚ではまだまだ一般的には知られていないように思うので紹介しようと思います(^-^)

こんな小さいパーツですが大量に入って値段も結構安く、しっかり結線できて個人的には好きな結線方法です(^-^)

配線を損傷するリスクも少なく、優秀です。

自分は一度やらかして断線させたこともあるので、100%この結線が良いとは言えません、ケースバイケースだと思うので参考までにですが結線方法を紹介します。

使い方は非常に簡単で、被膜を破った箇所に配線同士をネジネジと巻き付けちゃいます(^-^)

オレンジ色の配線の真ん中の被膜を破り、赤い線の先端の被膜も破っています。

オレンジ色の真ん中の配線が露出している箇所に、赤色の配線の先端を巻き付けてスプライスで噛ませることで結線が完了です!

自分はオレンジ色の配線に当たる部分ですね、真ん中の被膜を破るときに『ブチッ』と断線させた経験があります(;´・ω・)

嫌な感触があったので補修しましたが、余計なひと手間を増やしたのは痛手でした( ;∀;)

結線後は金属が露出した状態を防ぐために絶縁テープを巻き付けます('Д')

ここまでは基本的に誰でも出来る作業だと思います('ω')

ただし、このままでは不完全で、経年劣化でテープ自体が粘着不足で剥がれたら意味がありません。

しかもスプライスのみの固定になり、フリーに動き過ぎると断線の恐れもあります。

ここから一つ工夫をすると、エレクトロタップとハンダの良いとこ取りをしたように強固な結線になります(^-^)

絶縁テープ両端を配線も含めて結束バンドで固定しました(^-^)

簡単な工夫ですが、結構優秀な方法なんですよね!

こうして取り付ける事で確実な固定と結線が出来るのでとてもオススメです(^^♪

これ以外にも色々な小ワザがありますが、今回はその一つの例ですね!

以前に整備士の仲間にこっそり教えたんですが、とても好評だったのでネタとして書いてみました!

応急的にスプライスを作る方法もありますが、それもまたの機会にでも紹介しようと思います('ω')ノ

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