JB23W ジムニー ABS警告灯と4WDの切替不良
JB23Wの修理について
1月の作業についてですが、JB23Wジムニーの修理についてのレポートです。
ABS警告灯の点灯と4WD切替不良になります。
右側のオレンジ色のランプがABS警告灯になります。
常時点灯しっぱなしということで、この状態での車検は不適合となり修理をしました。
まずは故障コードですが
C1025 左フロント側断線
C1026 左フロント側特性異常
の2つが入力されています。
ジムニーの場合はハブが錆てセンサー自体を破損させるケースがあります。
センサー類をまずは交換しようと判断しました。
多い事象だけに思考停止の極みです。
交換しても同じ故障が入力されます。
そこで断線が本当にあるのか点検しました。
ABSアクチュエーターからハーネスを切り離し配線の点検。
基準値通りの抵抗値を示しています。マニュアルで行けばABSアクチュエーターが故障原因ですが、新品で119,000円と高額。
非常に不安になります。
様々な方に状況の相談をしました。
やはり共通見解でABSアクチュエーターの不具合に落ち着きます。新品は高額なため中古にて交換。
交換後は故障コードも消え、ブレーキのエア抜きも無事に終わりました。
続いて4WDの切替不良
続いての作業ですが、4WDの切替不良になります。
4WDの切替制御が割と複雑なためハマりがちですが最も可能性の高いところから疑います。
下廻りの状況からもかなり錆は深刻な様子。
バキュームテストは持ち合わせの道具の関係上、少々無理があるのでエアによる加圧テストを行いました。
ビンゴ。
パイプが腐食により漏れていました。
簡易補修で仮組みし、もう一度4WDの切替点検をしたところバッチリ作動します。
パイプラインとホース類の交換にて修理完了。
無事に車検も合格しました。