軽トラ エアコン取付作業

エアコンの原理と構造

車のオートエアコン

今やどの車にも当たり前に取り付けられているエアコンですが、一部のグレードによっては装備されていないものもあります(;'∀')

エアコンが装備されているだけでも夏は涼しく冬は除湿効果で曇り止めにもなるので快適ですよね(*'▽')

今回は、エアコンの装備されていない軽トラックに、エアコンのキットを原理を説明しつつ取り付けていこうと思います(^_^)

そもそもエアコンの原理とは?

エアコンの冷房は通常では気体のエアコンガスを利用し冷風を作っています。

エアコンのガスを高圧状態に圧縮して液化し、液体となったガスを霧吹きのように噴出させます。

液体となったガスが霧吹きのように噴出されて気体に戻ろうとする際の気化熱を利用し、急速に空気を冷やす仕組みです。

気体となったエアコンガスは再度、圧縮されて高圧状態の液体になり、同じサイクルで噴出されては気体に戻る。を繰り返しています。

このようなサイクルの連続で冷風は作り出されています。

エアコンの構成部品

エアコンの主な構成部品を説明します。

コンプレッサー…エアコンガスを圧縮し気体から液体にします。

コンデンサー…コンプレッサーにより圧縮されたエアコンガスが送られます圧縮されたガスは高温の為、コンデンサーを通して冷却されます。    

レシーバー…コンデンサーで冷やされて低温高圧になったガスを一時的に蓄え、内部の余分な水分や不純物を除去する役割も担っています。

エキスパンションバルブ…レシーバで蓄えられたガスは低温高圧の状態になっています。この状態のガスを一気に膨張するように霧状に噴霧する働きをします。

エバポレーター…エバポレーター内のガスはエキスパンションバルブで噴霧され膨張する過程で周囲の熱を奪い気化します。室内のブロアファンが送風しエバポレーターを通過する空気を除湿する役割もあり、車内の湿気を除去しています。

以上を踏まえた上で取り付け開始!!

今回はキットなので比較的簡単な作業になります(^_^)

部品を準備すると一通りの部品が入っており、説明書通りの組付けになります。

コンデンサーやコンプレッサー、エバポレーター、そしてそれぞれを接続する為のパイプ、小物類が入っていますね!

バッテリーを切り離しグローブボックスを開けると大きな隙間がありました(^^♪

その隙間にエバポレーターを組み込み、白いケースの内外気切り替えボックスと接続します!最近の車はそもそもエアコンが取り付けられる構造の為、旧車にクーラーを取り付ける作業よりも遥かに簡単です('ω')

白いコネクタのサーミスタはエバポレーターの凍結を監視しており、凍結しそうになるとコンプレッサーの駆動を停止させます(^_^)

サーミスタの特性不良でエアコンの効きが悪く感じる事もあるという事です( ;∀;)

コンデンサーの取り付けを行ったところですね(^_^)

手前の丸い筒状のケースがレシーバになります!

昔のエアコンではレシーバの辺りにサイトグラスと言う窓があり、ガスが入っているかチェックした人もいるのでは無いでしょうか?

今の車ははサイトグラス自体無くなり、コンデンサーとレシーバが一体となっていますね、またサブクール部も存在し高効率に冷却できる仕組みになっています(^_^)

コンデンサーを取り付ける為に、サイドブレーキやシフトレバー、リンク関係は一旦撤去してスペースを確保しています('ω')

ECM(エンジン・コントロール・モジュール)も撤去していますね!

このくらい離れた写真だとイメージしやすいですね('ω')

この時点で、既に低圧側のパイプ&ホース、高圧側のパイプ&ホースが接続完了しています(^_^)

コンプレッサーも設置済みで、基本的にはポン付けでOKでした!この辺も非常に簡単ですね('ω')

クーラーベルトは調整の無いストレッチベルトで、個人的にはとても嫌いです( ;∀;)

そもそもエネチャージ付きの車両に装備されているオートテンショナーもそうですが、トラブル多いので、、、今まで通りの調整式のベルトが好きですね(-_-)

低圧側のパイプと高圧側のパイプはコンデンサーから引き延ばされてフロントまでやってきます。

まだこの写真では高圧側のパイプがエキスパンションバルブに挿入されていませんね('ω')

パイプがの接続先はエキスパンションバルブ、そこを経由してエバポレーターとなっています。

エバポレーターは先程の黒いボックス内でサーミスタが監視している箇所ですね!

真空引きとガスチャージを経て完了!

ここから先の写真を作業に夢中になり過ぎて忘れてしました(;^ω^)

接続が一通り完了したら、最後にエアコンのガスをチャージする為に真空引きを行います!真空にすることで接続にミスや緩みが無いかも同時にチェックし、規定量のガスを入れて完了になります(^^♪

やはり作動確認するまでは心配になりますが無事に取付完了しました(^_^)

簡単に原理を説明しつつ写真を掲載したのですが、わかりやすく説明するのは難しいですね( ;∀;)

これは自分の力不足だと思います(;´・ω・)

もっとわかりやすく説明できるようにしなければいけませんねm(__)m

ということで、今回は以上です!また面白そうなネタを探そうと思います!

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